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『愛』　『恋』　『深い愛情』

　バラと人の歴史は古く、古代ローマ時代には、バラの花びらを大量に床に敷いて宴会を楽しんだそうです。　　　　その当時「バラに伏す」というと贅沢三昧のことを意味し、そのあまりのエスカレートにバラは官能生活を助長し、神の教えに背くものとされて栽培が禁止され、修道院で栽培されるのみとなったそうです。　　　　再びバラが陽の目をみるのは、ルネッサンスとなり、ボッティチェッリの傑作「ヴィーナスの誕生」などに描かれているバラは現在のオールドローズとして人気のバラだそうです。　　　　またナポレオン妃ジョセフィーヌは既存種の蒐集だけでは足りず、人口交配により新しい品種を作り出すことを庭師に命じ、四季咲き性のあるバラが作られました。　これは画期的なことで、現在私たちが目にするバラが生まれる基礎が築かれたということです。　　　　赤バラと言えば剣弁咲きのように思いますが今日では人気のカップ咲きやロゼット咲きの品種もたくさん出回っています。