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『雄大な愛』　『高貴の花』

　純白の大輪の花を咲かせ　「ユリの女王」　と言われるカサブランカは、１９７０年代にオランダで作出され、世界的なブームを呼びました。 　　カサブランカの原種は日本の山百合でアメリカ、オランダに渡り品種改良され、再び日本に持ち込まれた逆輸入のお花です。　　 オランダの育種家は品種の命名に世界中の地域の名前を多く使うようで、カサブランカはモロッコ王国の都市カサブランカ（白い家の美しい町並み）　からきているようです。 　　　　　スペイン語で　Casa（カーサー）＝家 　Blanca（ブランカ）＝白い　という意味になります。